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記事タイトル付けの修業の場! ログミー編集部の定例謎イベント「チキチキタイトルランチ大会」の全貌に迫る

いい記事タイトルは1日にして成らず…? ログミー編集部がタイトル付けを競う「チキチキタイトルランチ大会」の様子を、編集部の鈴木がレポートしました。
ログミー編集部の鈴木です。こんにちは!
突然ですが、今回は、編集部でほぼ毎週行われているタイトル修行の場「チキチキタイトルランチ大会」についてご紹介します。 (記事のサムネイルではすでに食べ終わってしまっているのですが…)

ログミーにおけるタイトルの重要性

その前に、そもそもの背景をお話ししたいと思います。
ログミーにとって、タイトルはとても大切な要素の1つ。もちろん、どのWebメディアにとってもタイトルは重要なものだと思いますが、「全文書き起こし」という特殊な立ち位置だからこその理由もあります。
ログミーの編集者は、一般的な編集者と違って、自らコンテンツを企画することはほとんどありません。世の中で行われるイベントや講演のなかからおもしろいものを見つけてきて、その内容をテキスト化することが主な仕事となります。つまり、あくまでも事実を記録しているにすぎません。
もう少しエモい言い方をするなら、編集者の想いを込めたコンテンツを届けるのではなく、誰かの想いが詰まったコンテンツをより多くの人に届けるお手伝いをしているというスタンスなのです。
だからこそ、ログミーのタイトルは嘘をついてはいけないし、元のコンテンツの価値を損ねてもいけないし、そのコンテンツの一番おもしろい部分を的確に抜き出してこなくてはなりません。これには、ある程度の修練が必要になります。
そこで、編集者一人ひとりのタイトル勘みたいなものを養うため、そして全員でその感覚を共有するために、週に一度タイトル修行の場を設けています。それが「チキチキタイトルランチ大会」です。

チキチキタイトルランチ大会とは?

ざっくり言うと、みんなでランチを食べながら1つのお題に対してそれぞれタイトルをつけ、そのなかから最優秀タイトルを決める大会です。基本的な流れは以下です。
  1. お題となる原稿を決める
  2. 「せーの」でみんながその原稿を読み始める
  3. 制限時間15分で、各々が原稿のタイトルを2案考える(各自で持ち寄ったパンやおにぎりを食べながら)
  4. みんなが出したタイトル案を発表し、各自が「なぜそのタイトルをつけたか」を軽くプレゼン
  5. 多数決で、ログミー的にもっとも優れたタイトルを決める
勝者には、ほかの参加者から何か一品おごってもらえる権利が与えられます。結果、机の上が龍角散だらけになった編集者や、飲みきれないほどのレッドブルを手にした編集者もいます。
編集者だけでは偏りが生じてしまうおそれがあるので、営業部やファイナンスチームからゲストを呼ぶこともあります。ときには社長すら召喚します。

チキチキタイトルランチ大会のメリット

タイトルを考える15分の間は一同無言。誰かが空気を和ませようと思って小ボケをかましてもほぼ黙殺されてしまうという殺伐とした空気が流れますが、各自がタイトルを発表した後は、
  • 「こう言い換えたらもう少し伝わりやすくなりそう」
  • 「この単語を前に持ってきたほうがいいんじゃない」
  • 「カギカッコで括ったほうが読みやすいね」
  • 「のどごしが悪い」
などなど、自由なディスカッションが交わされます。
このディスカッションで、自分以外の編集者の思考のプロセスをたどることができたり、逆に自分の思考のクセに気づけたりします。慣れてくると、相手がどのくらい手を抜いたのかがわかるようになっておもしろいです。
また、15分と短めに時間を区切ることで、より効率的なタイトルのつけ方を工夫せざるを得なくなることもこの「チキチキ」の効果の1つ。漫然と原稿を読んでタイトルをつけるのではなく、いかに早くよいタイトルを作れるかが肝になってきます。
ログミーでは、記者会見などをリアルタイムで書き起こすことがありますが、そんなときにこの場で培った瞬発力がものを言います。

実際の過去の優勝タイトル

チキチキタイトルランチ大会のお題になった記事といえば、例えばこちら
これに対して、各編集者がつけたタイトルが以下のようにずらっと並びます。
  1. 「人間は仲間に対してこそ不寛容になる」脳科学者・中野信子氏が解説する禅の科学
  2. なぜ「親しい人ほど許せない」のか? 脳科学で読み解く"不寛容"の正体
  3. 復讐心を生むのは"一番信頼する人"?脳科学者・中野信子と天台宗僧侶がひも解く「不寛容」の正体
  4. 不寛容とは"業"である 脳科学と仏教、2つの見地が導き出した人間の本質
  5. 「人は不寛容さで生き残ってきた」脳科学者・中野信子が肯定する、寛容になれない人間の業
  6. 恋人、夫婦だからこそ"復讐心"を持ちやすいのはなぜ? 脳科学×仏教で紐解く、不寛容の正体
  7. 「仲間に反発されてもルールを強いる人がいるから、人間は生き延びている」誰もが持つ"不寛容スイッチ"と共同体の関係
  8. 「寛容になれない自分を受け入れることが、不寛容な他人への許しになる」脳科学者×住職が語る、寛容・不寛容の対立
  9. 他人なら許せるのに、身内だと許せない矛盾 私たちはなぜ"不寛容"なのか
  10. 「許す」が失われる社会で、仏教と脳科学ができること
このなかから多数決で選ばれたのが「恋人、夫婦だからこそ"復讐心"を持ちやすいのはなぜ? 脳科学×仏教で紐解く、不寛容の正体」というタイトル。
一番の理由は、「恋人」「夫婦」というキャッチーな言葉があることで、読者が自分事として捉えやすくなる(かも)ということ。ただ、「"復讐心"を持ちやすい」というフレーズをもう少しわかりやすくするため、「許せない」に言い換えて公開しました。

最後に

ログミーのタイトルを一見すると、「話された内容を抜き出しているだけで楽そう」と思われるかもしれませんが、実はけっこう時間をかけて考えているのです。
もちろん、まだまだ完璧なタイトルを目指して精進していく必要があります。今後も「チキチキタイトルランチ大会」を通して、個々のレベルアップに励んでいきたいと思います。

しかし、スタッフの人数にも限界があるので、徐々にディスカッションもマンネリ化してきました。ログミーのタイトルに新しい風を吹き込んでくれる人を募集しています。
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2017/09/27 16:00
鈴木孝平

鈴木孝平

社内で一番健康です。

こんにちは、ログミーです。(YADOKARI編)

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