YADOKARI

ログミーの顔「ログミーくん」を3Dプリンタでフィギュア化してみた 全工程を公開

マスコットキャラクターのログミーくんを3Dプリンタでフィギュア化してみたので、その工程や費用などをまとめてみました。
ログミー代表の川原崎です、こんにちは!
突然ですが先日、こういうものを作ってみました。
ログミーのマスコットキャラクター、ログミーくんのフィギュアです。3Dプリンタで作りました!
これまではパネルや缶バッジなど平面でのグッズしか作ったことがなかったので、立体でマスコットキャラクターを作ってみるというのは非常に新鮮でした。
ということで今回は、ログミーくんを3Dプリンタで立体化するまでの流れを、費用なども含めてまとめてみたいと思います。

1:粘土で立体化してみる

ログミーくんのフィギュア化でまず最初にしたのは、生みの親でもあるイラストレーターのカナさんに連絡すること。ログミーくんのことを一番理解しているのは、カナさんです。今回のプロジェクトのディレクションをお願いすると、快く引き受けてくださいました!
ちなみにこれが元のログミーくんのイラスト。
まず最初に「一度、立体化してみないとわからないところが多い」となったため、カナさんが試しに粘土で立体化してくれたのがこれです。

ふむふむなるほど。この時点で「ボディより頭のほうがぶ厚いんだ!」とか「耳って横から見ると四角いのね」など、3Dならではの発見がありました。

2:粘土ログミーくんを元に立体図を作成

粘土ログミーくんを元に、カナさんに立体図を作成してもらいます。
粘土よりもパキッとしてわかりやすいですね。
ちなみにこの図の下段にあるのは、座っているログミーくんです。
現在の足の構造だとバランス的に自立させるのが難しいため、試しに座っている姿もつくってみたのですが、なんだか微妙ですね…。ということで、立たせる方法はあとで考えるとして、「立ち姿」のログミーくんを作ることにひとまず決定しました。

3:3Dプリント用のデータを作る

3Dプリンタで出力する前に、専用データを作る必要があります。我々ではつくれないため、ここは業者さんに依頼しました。以下がその図です。
一気に3Dっぽい!!!
足元を見てもらうと、元のイラストと形状が変わっているのがわかります。頭との重量バランスを考え、グッと太くしてみました。これはこれでスニーカーを履いているみたいでカワイイですよね。
ちなみに他に自立させる方法としては、台座の上に固定するというのがあります。カナさんと相談の結果、やはり自立できるほうがいいよね、というので上記の形になりました。
そのほか、左目が少し飛び出ていたり、顔がやや大きくなっていたり、口元のラインがイラストに比べてやや太めになっていたり。カナさんのディレクションの元、立体化にともなって全体的にデフォルメを施しました。

4:素材を選ぶ

データが完成したら、出力するときの素材を選びます。ちなみに、我々が調べたざっくりとした素材のラインナップは以下のとおりです。
  • 石膏
  • プラスチック
  • ナイロン
  • アクリル
  • ガラス
  • ABSライク
素材は当然ながら、できたときの質感や色の具合などにも影響するのですが、今回はプロトタイプのため、値段がリーズナブルであることを重視しました。
3Dプリントの出力価格は使用する素材の種類と「体積」で大方決まります。ざっくり言うと、フィギュアの体高が2倍になると、2の3乗=8倍くらいになるということですね。実際はこんな単純計算ではないのですが。
選んだのは「フルカラー石膏」。「予算4万円以内で作れる最大サイズ」という条件で見積もってもらったところ、15.6センチになりました。

5:ログミーくんフィギュア、完成!

完成した3Dデータを元に出力し、ログミーくんフィギュアの完成です!





ちなみに、足の裏には石膏の削りカスを出すための穴があいています。
石膏で作る場合、本体を軽くするために中を削るのですが、その削りカスを排出するためにどこかに穴をあける必要があるのです。それも設計に織り込んでおかないといけません。

費用や期間など振り返り

今回のコストなどをまとめると、こんな感じになりました。
  • 制作期間:1ヶ月ほど
  • 3Dデータ作成費用:3万円
  • 出力費用:4万円(高さ15.6cm)※東京リスマチックさんに依頼しました
以下はつくってみての所感です。
  • CMYKで色を指定したのですが、実際よりも薄い仕上がりになりました。石膏の場合は濃い目にしておく必要がありそうです。
  • 2Dと3Dだと同じキャラでもけっこう別モノ感あるので、そのつもりでつくったほうがうまくいきそう。平面のイラストとしての可愛さと、フィギュアとしての可愛さの違いといいますか。
  • 思ったよりお金かかった…。この値段だと量産して外で配ったりなどはとても無理なのですが、これを元にして金型をつくると1000体60万円(600円/個)とかでつくれるそうです(形・サイズ・色数などによる)。

まとめ

次の展開としては、ぬいぐるみとか、録音機能付きとか、スマートスピーカー化とか、を目論んでいます。早く外でも3Dグッズを配れるようにして、ますます愛されるキャラにしていきたいですね!
というわけで、3Dログミーくんに会えるのは現在のところ弊社オフィスだけなので、ぜひウォンテッドリーから遊びに来てくださいませ!​
2017/10/25 16:00
川原崎晋裕

川原崎晋裕

ログミーの代表です。

こんにちは、ログミーです。(YADOKARI編)

こんにちは、ログミーです。(YADOKARI編)

ログミー株式会社のコーポレートブログ、YADOKARI編です。興味を持っていただけた方は本編にも遊びに来てください。
http://blog.logmi.co.jp

http://logmi.co.jp
Wantedlyを見る